クラタタカシのブログ

この文章に意味はありません

この先について。

ようやく少し早めの帰宅をすることが出来たので、久しぶりに書いています。

最近は過去最高に忙しくしており、数字以外殆ど目にしておりません。
久しぶりに人間以外の哺乳類と触れ合いたくてたまりません。
実家の犬とお父さんは元気でしょうか。

僕は今、なんとなく思っていた将来像みたいなのが実は間違っていたんじゃないかと思っています。
というより、妄想に近かったんと反省しています。
そんなに上手くいく筈がないな、と。
生活でもビジネスでも、相手が居ますから。
自分の都合や気持ちだけでは、上手くいかないということを痛切に感じます。
まだ若いので、よく考えて出直すべきなんだと思います。


2014年の年末から今年にかけてIPO案件の多い年でしたね。
たまたま先日会った後輩が上場案件の仕事をしているとのことで、思い出しました。

www.nikkei.com

やはりマザーズ上場が多いですね。
IT関係、IoT関係の上場が目立ちます。

色々話題の銘柄が多かったですが、最大規模のIPOはやはり日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命でしょうか。
上場時点で時価総額14兆円規模、初日の取引は軒並み高値で取引。
かんぽ生命に関しては、公開価格を55.9%上回る水準で取引、ストップ高となりました。
その後の推移はどうでしょうか。

日本郵政は公開価格が1,400円、初日の取引価格は1,760円でした。
本日時点での株価は1,960円です。1ヶ月時点ではやはり人気ですね。
日本での富裕層は殆どが高齢者ですから、馴染みのある銘柄は人気でしょうね。
頻繁にご自分で取引することもないでしょうし。

ゆうちょ銀行は公開価格が1,450円、初日の取引価格は1,671円でした。
本日時点での株価は1,740円です。
出来高自体は下火のようですね。

かんぽ生命は公開価格は2,200円、初日の取引価格は3,430円でした。
本日時点での株価は3,360円です。
一番出来高が平均して高く、初日のストップ高になったことからも投機的な取引が多いようですね。

どの銘柄も利回りが高く、お買い得感はあると思います。
僕も買えるなら買いたかったです、正直。

詳しい比較は日経の記事がわかり易いと思います。

www.nikkei.com

あとは大きく騒がれたのは、リクルートですね。
こちらも超大型IPOでした。

時価総額は2兆円規模。
公開価格は3,100円。リクルート出身者は経営者にかなり多く、既にリクルートから離れた人でもこの上場によりIPO長者になった人が相当数いたのではないでしょうか。
現在の株価は3,845円です。
単体の人数は444人で、グループ人数は31,000人強。
持ち株会社なので、実際どれくらいの会社がぶら下がっているのかわかりませんが凄い人数ですね。
メガベンチャーのイメージでしたが、規模は大企業ですね。
制度の自由さや副業、独立に寛容な部分等大きくなってもカルチャーを失わない部分も好感を抱きます。
古い記事ですが貼っておきます。

biz-journal.jp

あと悪い意味で話題になったのがソーシャルゲーム会社のgumiですね。

biz-journal.jp

所謂上場ゴールの典型として問題となりました。
恐らく数年は上場ゴールの話題になったら引き合いに出されるでしょうね。
これはgumiだけではなく、主幹事の野村證券も問題視されました。
もっと言えば承認をした東証にだって問題はあるでしょうが。
最近の東芝の件に関しても、東証の対応はどうなのかというのは投資家は感じているところだと思います。

赤字が見込まれるならば、メタップスクラウドワークスのように堂々と赤字上場した方がいっそ清々しいという意見もあります。
アメリカでは赤字上場が割りと普通に受け入れられていますが、日本だと未だ珍しいパターンですね。
数年以内の計画で黒字化が見込まれるならば、実はそんなに問題ないんです。
今回のgumi騒動で問題となったのは、上場後すぐに黒字予定だった売上が一気に大きく赤字になると下方修正を行ったことです。
更に経営陣は持ち株の一部を売却しており、悪質な上場ゴールとして批判を受けたのです。
代表の國光氏はビッグマウスで有名な方なので、余計に顰蹙を買ったという背景もあると思いますが……。

日本では殆どの場合、経営者のエグジットは上場となります。
M&Aも最近活発にはなってきましたが、まだまだ上場が主流でしょうね。
僕も後輩に負けないように勉強しなくてはいけませんね。
何に関しても、考えなくては不安でなりません(笑)

精進します。落ち着きたい。